さくら塾では、ひとりひとりタブレットを使った動画授業を取り入れています。導入の大きなきっかけはコロナ禍でした。動画は、もちろん私が作成した当塾だけのオリジナルです。
保護者の方の中には、このタブレット学習にネガティブなイメージをお持ちの方も少なくないと思います。私も従来のタブレット学習にはネガティブなイメージを持っていますが、もっとも大きな問題点は「能動的な学習ができない事」ではないでしょうか。
学習の肝は、自分で試行錯誤しながら、手を動かし、覚えるべきことを覚え、理解すべきことを何度も繰り返し定着させることです。しかし、動画を見ているだけの授業では、理解した気になるだけで、実際に問題を解くことなく完結し、その結果、何も身についていないということが往々にして起こります。
そういったタブレット学習のデメリットを理解したうえで、当塾では工夫をしながら動画授業を導入しています。それは、すべての動画に自分の手を動かし考えてもらう時間を設けているという点です。ですから、タブレットを見ている時間は授業全体の3割程度です。残りの7割は、動画で学んだ内容に沿った演習プリントなどで手を動かし、試行錯誤してもらってます。
もちろん、きちんと理解しているかを確認するために確認テストを行ったり、教室を見回りながら間違っているところを指摘し、質問にも答え、必要に応じて全体に板書の授業も行います。
ある程度社会状況も落ち着き、対面授業に戻すこともできますが、それ以上にタブレット授業のメリットが大きく、そのまま継続しています。以下、タブレット授業のメリットを5つほど挙げました。参考にしてください。
① 自分のペースで視聴できる
対面授業だとスピードの遅い子は授業についていけなくなりますが、動画だと自分のペースで視聴で きます。また、聞き逃したり、分からないところがあれば、巻き戻して何度も見ることができるので、きちんと学びたい子にとっては最高のツールになります。
② 家で効率的な学習ができる
さくら塾では、動画視聴システムを導入しているので、塾で見た動画は家で見ることができます。家庭での復習はもちろんのこと、随分前に勉強したから忘れたという場合でも利用できるので、効率よく学習できます。
③ 塾を休んでも安心
コロナ渦になって、学級閉鎖、学年閉鎖が以前よりも増え、塾を休まなければならないという機会が増えました。そういう場合でも動画視聴システムがあるので家で勉強することができます。
④ 途中入塾でも安心
うちの授業は少々特殊です。特殊であるがゆえに、これまで途中入塾の子にとっては入りにくい塾でした。例えば英語の授業。高校で習う5文型の指導を授業に取り入れています。これは中学では習わないので、途中入塾の子がその指導に慣れるまで苦労していました。動画授業を導入した今、導入部分を動画で見てもらい、スムーズに合流できるような仕組みを作っています。
⑤ 各中学校に対応できる
数学や英語は学校によってそこまで進度の差はありませんが。理科や社会は学校によって進み方はバラバラです。例えば、理科はA中学校が生物分野、B中学校は電気分野といった具合に、単元が丸ごと違うというのもよくあります。動画授業を導入していなかった頃は、どちらの中学も2単元並行して授業を受けてもらってました。そうなると学ぶ側の負担も大きくなりますし、週2回の授業では時間が全く足りませんでした。動画授業を導入した今では、各中学校別の対応もでき、時間的余裕もでき、その分演習時間に費やすことができるようになりました。これまで山手中、羽津中のみの募集でしたが、今はその縛りをなくして、山手中、羽津中以外からの募集も受け付けています。
このように、さくら塾では動画授業のデメリットを補いながら、対面と映像の両方の強みを活かした学びを実現しています。学びの形は変わっても、「生徒が主体となる学び」という軸は変わりません。
