塾長の教育コラム

1人で指導しているメリット

 さくら塾には、中学部在籍者のみが入れる高校部があります。その立ち上げのきっかけは、生徒、保護者の方からの要望でした。自習室的なものでいいから高校部を作って欲しいという要望があったので、高校部を立ち上げたのですが、実はもう一つ理由がありました。

 話は、私が塾講師になったころにさかのぼります。

 塾講師になりたての頃、教科の全体像が見えておらず、生徒たちにその場しのぎの解き方で理解させてました。とりあえず、テストの点数を上げればいい。そういう考えで毎回の授業に臨んでました。中学の定期テストなので、そういう指導でも一応結果は出ていたのですが、3年生の受験期になると、模試の点数が上がっていかない。それどころか、学年が進むにつれ、これまでの指導と矛盾が生じ、成績が下がっていく子もいました。矛盾が生じたのは、場当たり的な指導をしていたからです。塾講師になってからの数年間は、もがき苦しみながら、日々生徒を指導していたのを覚えています。

 そして3年が過ぎたころ、ようやく指導教科の全体像が見えてきました。算数・数学指導に関しては、小学生の指導から見直さなければいけないという結論に達しました。その頃できたのが、線分図を使った指導です。今の中学数学の指導は、この線分図による指導をベースにして作られています。

 また、指導法に悩んでいたころ、片っ端から教育系の本を読みました。その中の1冊に

「生徒に10のことを教えるためには、指導者は100の知識を持っていなければならない。」

 この言葉を見たとき、ちょうど自分もそういうことを考えていた時期なので、すべての事が腑に落ちたことを覚えています。それからは、自分の知識を増やすためにひたすら問題を解きまくりました。

 ここまで読んでいただけた方には、高校部立ち上げのもう一つの目的が伝わったと思います。
それは 「私自身が高校内容を深く学び直し、指導の質をさらに高めること」

 高校内容を体系的に理解することで、小中学生への指導の解像度が上がり、矛盾のない一貫したカリキュラムをつくることができる。それが、高校部設立の裏にある私自身の思いでした。

 現在、私は小5から高校生まで、国語以外の科目をすべて一人で指導しています。小学生には中学を見据えて。中学生には高校を見据えて。教科間の「縦のつながり」だけでなく、「横のつながり」も意識し、全体の流れが一本の道としてつながるように授業を組み立てています。

 一人で指導していると大変なことも多いですが、一人だからこそ実現できる指導もあります。
それが、さくら塾の強みであり、他の塾にはない価値だと考えています。

はじき指導から考える、さくら塾の指導方針

教育界隈のSNSの中でときどき話題になる「はじき」問題
速さの問題を、公式暗記させて解かせるのか、きちんと本質を理解させて解かせるのか
この対立がときどきSNSで話題になります。

私はもちろん、きちんと本質を理解させて解かせる派です。

公式暗記OK派の人たちの理由はだいたいこんな感じ。
① 小学生には早すぎて、理解できない子もいるから。
② とりあえず解けるようになれば、理解は後からついてくる。

ただ、こういった意見を主張している人の多くは、短期的な視点でしか物事を
見ていない感じがします。

まず①に関してですが、私は「はじき」の指導は小学生に早すぎるとは思っていません。
ただし、きちんと段階を踏んでいかないと理解するのは難しいでしょう。

細かい内容は避けますが、速さを正確に理解してもらうには、小学3、4年生の内容をきちんと理解する必要があります。なので、継続して指導できない(学年ごとに担当が決まっている)場合、前任者の指導の仕方に大きく影響を受けることになるのです。そうなると、短期的視点になり、とりあえず公式を暗記させて問題を解かせればいいという考えになってしまいます。

次に②に関して。もともとの能力が高い子は別ですが、これまでの指導経験から考えると、普通の子で後から理解がついてくる子は、これまで見たことがありません。こういった主張をしている人は、継続指導していない人が多く、後からきちんと理解しているのかどうかの確認すらしていないと思います。

速さの考え方は、中学数学、高校の物理、数学などに大きな影響を与えます。速さだけではありません。割合や百分率など小学生で学ぶ内容は、皆さんが考えている以上に、後の学習に大きな影響を与えます。ただ、そのことに気付くには、小学生から高校生まで、一貫して指導し続けた経験が必要なのです。

途中入塾者の面談で、点数を上げることよりも、点数は上がらなくてもいいから内容の濃い点数をとりましょう、という話をします。ほとんどの子は、目先の点数に惹かれて、その場しのぎの点数を取ろうとします。その比率が大きくなればなるほど、後々自分の首を絞めることになるのですが、そのときは気付きません。短期的な視点しかない指導者も同じ罠に陥ります。しかし私のように、高校生まで指導していると、場当たり的な指導は、指導している側の首を絞めることになるので、そういう指導はやめようという結論になるのです。

話が少し回りくどくなりました。

「はじき」の議論は、単なる速さの教え方の問題ではありません。
子どもに「今だけ点が取れる力」を身につけさせるのか、
「将来まで使える本当の学力」を育てるのかという指導方針そのものの分岐点です。

さくら塾が大切にしているのは、後者です。

遠回りに見えても、理解の土台を一つずつ積み上げること。
目先の点数より、後の学年でしっかり自分の力として使える学びを優先すること。
小学生内容を軽く扱わず、その後の数学・理科・思考力につながる本質理解を育てること。

小学生から高校生まで一貫指導してきた経験から、
この積み重ねこそが、子どもたちの学びを最も確実に伸ばす方法だと確信しています。

「はじき」一つの指導から見えるように、
さくら塾はこれからも、
短期より長期、暗記より理解、その場しのぎではなく未来につながる学び」
大切にした指導を続けていきます。

国語は得意だけど算数が苦手な子に朗報です

「本を読むのが好き」「国語は得意」
でも「算数は苦手」という子は少なくありません。

実は、国語が得意な子は、将来的に算数を大きく伸ばせる可能性を秘めています。

算数が苦手に感じてしまう理由は大きく分けて2つあります
1つ目は、数量感覚が身についていない。
2つ目は、算数独特の言葉や表現が理解できていない。

さくら塾では、この2つの原因を解決するために、次のような指導をしています。
〇 算数独特の表現を線分図で可視化する練習を繰り返し行い
  文章題を「読んでわかる」から「図にして理解できる」へとつなげます。
〇 線分図を描く習慣を通して数量関係をつかめるようにし
  算数に必要な数量感覚を育成します。

そして,国語が得意な子は文章を正確に読むという下地ができているため
上記の指導をスムーズに受け入れることができます。

「算数は苦手」と感じていた子も考える力を少しずつ積み重ねることで
自信を持って問題に取り組めるようになります。

国語の力と算数の力が掛け合わさることで
学びの世界は一気に広がっていきます。
さくら塾は、その最初の一歩をしっかり支えていきます。

さくら塾の英語は考える力を育てる教科です

いまの小中学校では、「英語に親しむ」「英語を使って表現する」ことが重視され
文法や構造への理解は以前より軽視されがちです。

その結果英語を「なんとなく覚える」ことで乗り切ろうとする子どもたちが増えています。
そして皮肉なことに、本来は論理的に考えるのが得意な子ほど、ルールや構造の説明がないまま
「とにかく使ってみよう」と言われて戸惑ってしまう。
そんな場面もよく見られるようになりました。

しかし、英文は感覚で読み流すものではありません。
主語・動詞・修飾語・接続詞――すべてに意味とルールがある、極めて論理的な言語です。

文の構造をきちんと理解することは、単に英文が読める・書けるようになるだけでなく
筋道立てて考え、自分の言葉で表現する力につながっていきます。

さくら塾では,英語を「思考の教科」として位置づけています。

英文法をただ暗記するのではなく、
「なぜそうなるのか」「どこがどうつながっているのか」――
そんな問いを大切にしながら、構造から意味を読み解く力を育てていきます。

ここまでを簡単にまとめると
さくら塾の英語指導は、感覚ではなく、文法というルールを徹底し
理解と納得を積み重ねていく指導を行っているということです。

表面的な英語力ではなく
本質的な思考力を育てたい――
そんな方にこそ、さくら塾の英語を知ってほしいと願っています。

読解指導の目的は、教科書が自力で読めるようになること

小学生の国語では、読解指導を行っています。

さくら塾の読解指導の目的は
「教科書が自力で読めるようになること」です。

文章を正確に読み取る力がつけば
学習内容を自分の力で理解できるようになり
やがてそれが「自学力」へと繋がっていきます。

授業では、まず平易な文章からスタートし
読むことへの苦手意識や抵抗感をなくすことを大切にしています。

そのうえで、少しずつ文章の難易度を上げ
小学校卒業の頃には中学校の理科・社会の教科書を
正確に読める力の育成を目標に指導しています。

扱う題材も、理科や社会に関する文章を多く取り入れています。
読解を通して中学内容の基礎知識を自然に身に着けられるようにすることで
国語の力が他教科の学びを支える土台となります。

国語の学びを通して、どの教科にも通じる「読む力」「考える力」を育てていく。
それが、さくら塾の国語指導です。

ちなみに、いつも解いてもらっている問題の一例を紹介しておきますね。

 地球の表面には、プレートという大きな板のようなものが何枚かあって、それが移動することで
火山の噴火の原因になります。
 火山とは、地下のマグマが噴き出してできた山や地形のことで、火山が噴火すると、高熱で溶けた岩や火山灰が流れ出ます。これにより、周りの町や畑に大きな被害をもたらします。
 しかし、火山は悪いことだけではありません。地下のマグマの熱を利用して、電気を作り出すこともできます。これを地熱発電といいます。また、火山の近くにはたくさんの温泉があり、人々の生活に役立っています。
 このように、火山は人々の暮らしに被害をもたらすことがありますが、一方で、私たちの生活に役立つこともあるのです。

① プレートとは何か
② 火山の噴火の原因となるものは何ですか。
③ 火山とは何か。
④ 火山が噴火すると、なぜ周りの町や畑に大きな被害をもたらすのですか。
⑤ 地熱発電を簡単に説明しなさい。

① 地球の表面にある、大きな板のようなもの
② プレートの移動
③ 地下のマグマが噴き出してできた山や地形
④ 高熱で溶けた岩や火山灰が流れ出るから
⑤ 地下のマグマの熱を利用して、電気を作り出すこと

こんな感じで、理科や社会に絡めた文章を出題しています。

ワーク n周の勉強法って正しいの?

勉強法について、よくこんな声を耳にします。
「学校の先生に“ワークは3周しろ”って言われたから、とにかく繰り返しています」
「とりあえず周回すれば安心かなと思って…」

確かに「繰り返し」は大事な勉強の基本です。
でも、「周回すること」を目的にしてしまうと効果は意外と出ないんです。

ワーク n周の落とし穴

  • 同じ問題を繰り返すうちに答えを覚えてしまい、本当の理解が進まない
  • 「3周やったから大丈夫」という安心感だけで終わってしまう
  • 周回数がゴールになり、作業化してしまう

これではせっかく時間をかけても力がつきません。

それでは、どうすれば「ワークが力になる勉強法」になるのでしょうか?
さくら塾では次のような流れをおすすめしています。

1️⃣ 取り組む前に、覚えるべきことをきちんと覚える
 基礎知識がないまま問題を解いても、ほとんど身につきません。

2️⃣ 1回目は正解率80%を目指す
 最初から完璧にしようとせず、理解度を確認するつもりで取り組みます。
 1回目の正解率が悪い場合は,取り組む前の準備が不足しているということです。

3️⃣ 2回目で正解率100%を目指す
 間違えた問題を解き直し、確実に「できる」状態に。

4️⃣ 3周目は、違う問題集で挑戦する
 同じ問題に慣れるのではなく、初めて見る問題で力を試すことが
 本当の実力アップにつながります。

「ワークは何周やったか」よりも「できるようになったか」が大切です。
ただ数をこなす勉強から、着実に力を伸ばす勉強へ。
保護者の皆さまもぜひ、この視点でお子さんの学習を見守っていただければと思います。

「今の英語は理屈で考える子ほど苦しむ」ってどういうこと?

2021年に中学生の指導内容が改訂されたのはご存じでしょうか。

その中でもっとも影響を受けたのは英語です。
この英語の改訂で,覚えなければいけない単語の数は増え
教科書で取り扱う英文もかなり難しくなりました。

しかし一番の問題点は小学校で英語をある程度習っているという前提で
指導要領が作られていることです。

小学生の英語の授業時間は増えましたが小学生の英語は会話中心で
書くことはほとんどやってないと思います。
一方、中学の英語は書き中心の授業。

これらの理由で、以前より英語に苦しむ子が多くなってきました。

また、教科書が小中ともに表現中心の作り(理屈抜きで覚える)になっているので
本来勉強が得意であるはずの、理屈で物事を考える子が苦しむという現象が起こっています。

以前、面談でこんな相談を受けました。

「娘が英語が分からないと言っているのですが大丈夫でしょうか。」と。

僕はびっくりしました。なぜなら、その子は勉強をしっかり頑張る優秀な子だったからです。
でもそれと同時に、理屈で考える子だから今の英語教育には合っていないよな、とも思いました。

当時その子は5年生だったので、まだ英語の授業は受けていませんでした。
でもその子の勉強スタイルと,うちの英語指導はマッチしていると思ったので
必ずできるようになるという自信はありました。

そして予想通り、その子はメキメキと力をつけ、四日市高校に合格します。

少し話は逸れましたが、小中の英語はこういった状況なので
苦手意識が芽生える前に、早め早めに指導していくことにしました。

うちの子、まじめに頑張っているんだけど、英語だけは苦手なのよねと感じている方は
一度さくら塾の英語の授業,試してみませんか?


公式暗記で答えが出ても楽しくないよね

長方形の面積は「たて×横」で求めますよね。でもなぜそうなるのでしょう?
そもそも「面積とは何か」を考えたことはありますか?
塾講師になったばかりの僕はそんなことばかり考えていました。

【公式を覚えるだけの勉強は、本当に楽しい?】

「長方形の面積は『たて×横』で求まるからね。じゃあ問題を解いてみよう」

こうやって指導すれば、教える側も学ぶ側も確かに楽です。
でもそうした勉強は本当に楽しいでしょうか?
僕自身そんな授業では教える喜びを感じませんでした。

ただ数値を当てはめて、答えを出す。

モヤモヤは残るけれど、それが何かも分からない。
特に理屈で理解したい子ほどストレスを感じてしまうのです。

【面積とは何なのか?】

では、そもそも「面積」とは何なのでしょうか。
小学校では、1cm×1cmの正方形を使って「広さ」を表します。

たとえば、面積8c㎡とは「1cm×1cmの正方形」が8枚分の広さ。
この「単位の正方形」を基準にすることで、さまざまな形の面積を比較できるのです。

ところが公式だけを先に教えてしまうと
その数値の「意味」が分からないまま、答えだけが出せてしまう──
それがあの「モヤモヤ」の正体です。

【たて×横が表す意味とは

ここで、たてが2cm、横が4cmの長方形をイメージしてください。
この長方形の中には、1cm×1cmの正方形が何枚あるでしょうか?

線を引いて数えていくと,「2行 × 4列 = 8個」あると分かります。
このとき,子どもたちは自然とこう気づき始めます。

「あ、たての正方形の数と、横の正方形の数をかければいいんだ」

そうなんです。
「たて×横」とは、実は「正方形の数の積」だったのです。

【理解が深まれば体積にも応用できる】

この考え方を身につけると、体積の理解にもつながります。
面積の単位が「1cm×1cmの正方形」だったのに対して、
体積は「1cm×1cm×1cmの立方体」の個数を考えます。
つまり「たて×横×高さ」も,立方体の数の工夫に過ぎないのです。

【理屈が分かると勉強は面白くなる】

こうして「意味」を理解すれば、勉強は一気に面白くなります。
ただ覚えるのではなく「なるほど、そういうことか」と腑に落ちる。
その瞬間こそが、学びの喜びなんですよね。

算数・数学で大事なのは数量感覚なのですよ

「うちの子、計算はできるけど文章題が苦手なんです…」

そんな声を保護者の方からよく聞きます。
確かに文章題では計算力とは違った力が求められます。
それが数量感覚です。

【文章題が解けない本当の理由】

文章題を解くには、まず問題文の中から数量関係を正しく読み取ることが大切です。

しかし多くの子はそのステップを飛ばして
問題文の言葉を頼りにすぐに式を立てようとします。

たとえば次の問題を見てみてください。

AはBの3倍より5大きい。Aは23である。Bはいくつですか?

ここで
23×3+5=74 としてしまった子いませんか?

「3倍」→「×3」、「5大きい」→「+5」と、言葉に引っ張られて式を作ってしまった結果です。
正しい式は、
(23-5)÷3 = 6です。

正しい式が書けなかった子は、問題文から数量関係が読み取れていないのです。

【数量関係を把握するには】

算数が得意な子は文章を読みながら頭の中で数量関係をイメージしています。
一方、苦手な子はこのイメージ化がうまくできないのです。

ではどうすればいいのか?

それが図で表すことです。
言葉では見えにくい関係も、図にすると一気にクリアになります。

【さくら塾では、図の描き方を丁寧に教えます】

「図を描きなさい」と言われても、どうやって?と戸惑う子は少なくありません。
だからこそ、さくら塾では,文章題を図にするトレーニングを丁寧に行っています。

最初は難しくても,じっくり訓練を重ねることで
ほとんどの子が、文章→図→式の流れを自然にできるようになります。

そしてこの過程で

  • 単位あたりの量
  • 比の感覚
  • 割合

といった「数量感覚の土台」が育っていくのです。

【公式暗記や解き方暗記ではなく、納得しながら解ける子に】

こうして数量感覚を鍛えていくことで、
わけのわからない公式を暗記しなくても、
自分の力で考え、理解して、問題を解けるようになります。

これは算数だけでなく
中学以降の数学や理科にとっても非常に大きな武器になります。


「うちの子は文章題が苦手で…」という方こそ、
ぜひ一度、「さくら塾式・数量感覚の育て方」を体感してみてください。

半径×半径×3.14ってなんだよ

「円の面積は 半径 × 半径 × 3.14」
学校でそう習ったとき、僕はふと考えました。
「半径×半径って何?」と。

【そもそも半径×半径って何を表しているの?】

たとえば、半径が5cmの円を考えてみてください。
このとき「半径×半径」は 5cm × 5cm = 25c㎡
これはつまり、半径を1辺とする正方形の面積を表しています。

【円の面積は半径×半径×3.14で求まる。てことは つまり・・・】

ここで登場するのが、円周率(3.14)です。
円周率とは、円の直径に対する円周の長さの比率。
そしてそれは、面積にも不思議な関係を持ってきます。

実際に、半径を1辺とする正方形と、同じ半径の円を重ねて比べてみると
円の面積は、その正方形の面積の約3.14個分になります。

だからこそ、円の面積 = 半径 × 半径 × 3.14 になるんです。

【公式の意味を理解すると勉強が変わる】

「半径×半径」は、ただの掛け算じゃない。
「基準となる正方形の面積」であり「円はその3.14倍の広さがある」という考え方につながる。
そう理解することで、公式を忘れなくなる。

また、円の周りの長さと円の面積の公式がごちゃごちゃになっている子も
円の周りの長さは、2×半径×3.14、つまり直径(長さ)の3.14倍
円の面積は、半径×半径×3.14、つまり半径を1辺とする面積の3.14倍
これが分かっていれば、もうごちゃごちゃになることはないですよね。

公式だけを覚えて答えを出すのは簡単です。
でも、「なぜそうなるのか?」を知ることで、
勉強はぐっと深く、そしておもしろくなるんです。

【納得できる学びを積み重ねる】

円の面積に限らず、僕が大切にしているのは、
「なぜそうなるのか」を徹底的に解決していくことです。

モヤモヤをそのままにせず
公式の意味を丁寧にひも解くことで
「わかる」だけでなく「納得できる」学びへ。

そしてその積み重ねが、本物の思考力を育てていくと思うのです。

英語嫌いだった僕が英文法で救われた話

僕は中学1年の頃、英語が大嫌いでした。

当時通っていた塾では
「とにかく文章を丸暗記して、感覚で書けるようになる」
という指導がメインでした。

丸暗記が苦手な僕にとって、意味の分からない単語の羅列を覚えるのは
ただただ苦痛でしかありませんでした。

【転機は、新しい先生との出会い】

そんな時、塾の先生が交代し
その新しい先生は一番最初に「5文型」を教えてくれました。

「英語には語順があり、パズルのように組み立てられる」
「文章の骨組みとなるルールを覚えれば、あとは単語を覚えるだけで書けるようになる」

この話を聞いた時は、まさに目からウロコでした。

【残念ながら今の英語教育は文法軽視の授業】

しかし、残念ながら現在の中学校の英語教育では
この「5文型」など文法の骨組みをしっかり教える授業は少なくなっています。

結果、センスや暗記力がある子しか対応できず、
理屈で納得したい子にとっては非常に不利なカリキュラムになってしまっています。

【さくら塾の英語指導は理屈で理解する文法中心】

さくら塾では、丸暗記や感覚頼みの指導は行いません。

英語の文法を徹底的に理屈で理解することにこだわり、
「なぜそういう語順なのか」「文の構造はどうなっているのか」
という根本を丁寧に教えます。

【文法を土台にして、自信を持って英語を使える子を育てる】

文法の骨組みをしっかり押さえた上で単語や表現を覚えることで
英語がぐっとわかりやすくなり、書く力も伸びます。

理屈に基づく理解は、中学・高校の英語だけでなく、将来の英語力の土台となります

英単語の綴りにもきちんとルールがあるのよ

英単語を覚えるときに、
「スペルが似ているのに発音が違う!」と感じたことはありませんか?

たとえば…

  • cut(カット)
  • cute(キュート)

スペルは似ているのに読み方はまったく違いますよね。

【ルールを知れば、英単語暗記はぐっと楽になる】

まず、「u」という文字は基本的に「ユー」と読みます。
でも単語の中では、「ア」や「ウ」など別の音に変わることも多いのです。

たとえば、cut は「u」を「ア」と発音して「カット」になります。

ところが、cute のように語尾に 発音しない「e」 があると、
この「e」の働きによって、「u」は本来の「ユー」という音に戻るんです。

つまり

  • cut → 「カット」
  • cute → 「キュート」

この違いは、スペルと発音のルールを知っているかどうかで説明できるんですね。

【中学からでは時間が足りない】

こうしたルールを中学生になってから定着させるのは
正直、時間的にも心理的にもハードルが高いです。

中学校の英語では

  • 文法
  • 長文
  • リスニング
  • スピーキング

と、学習項目が一気に増えるからです。

だからこそ、さくら塾では小学6年生から英単語の訓練を始めます。

【小6で仕込みを始めれば、中学英語にゆとりが生まれる】

さくら塾では、小6の1年間で
発音・スペルの基本ルールを学びながら、約250語を習得してもらいます。

そうすることで、
中学入学後に「英単語でつまずく」ことがほとんどなくなり、
英語全体に余裕を持って取り組めるようになります。

【丸暗記ではなく、ルールを駆使して効率的に覚える】

さくら塾の英単語指導は、
「ルールを駆使して効率的に覚える」アプローチを大切にしています。

単語のつづりや音の法則に触れながら、
意味・音・形が頭の中でつながるような学びを目指しています。

覚えるスピードも、忘れにくさも、まったく変わってくる。
だから、英語に自信がついていくのです。

筆算はどうしようもないときの最終手段です

「筆算は最終手段」
これは僕がよく生徒に言う言葉です。

入塾したばかりの子の多くが、簡単な計算でもすぐ筆算に頼ろうとします。
でも実はこれ、計算力の伸びを止めてしまう原因のひとつなんです。

【めんどくさければ,楽な方法を考えよう】

たとえば、「25×36」 を計算するとしましょう。
多くの子は迷わず筆算を始めるでしょう。
でもちょっと待って。
とりあえずいったん立ち止まって,楽に計算できないか考えてみてください。

25×36 = 25×(4×9)
   = (25×4)×9
   = 100×9 = 900

どうですか?
25×4=100という計算のしやすさに注目すれば、
暗算でもスッと答えにたどり着けますよね。
(途中式が書いてあってめんどくさそうに見えますが,これを頭の中で処理します)

【工夫する習慣が計算力を強化する】

こうした工夫の仕方は,小学校の算数の中にたくさんあります。

安易に筆算を使うのではなく
とりあえずいったん立ち止まって工夫できないかを考える。

この思考習慣が計算力を強化するのです。

【柔軟な思考習慣は小学生のうちから】

小学生のうちは、まだ計算の習慣が固まりきっていません。
だからこそ「工夫して解く」「頭を使って試す」ことを
当たり前にする絶好のタイミングなんです。

そしてこの柔軟な計算力=思考力こそが、
中学・高校で学ぶ数学の強固な土台になります。

【さくら塾では、ただの作業ではない計算訓練を行います】

「筆算が速い」だけでは、応用には対応できません。
大切なのは「筆算に頼らずに工夫できる頭の柔らかさ」。

さくら塾では、解き方の工夫や考え方を重視した計算指導を行っています。
地味だけれど,確実に数学を得意にする力を一緒に育てていきましょう。

漢字って、その漢字が持つ意味が大事だよね

漢字には

  • 訓読み(意味に沿った読み)
  • 音読み(中国伝来の音)
  • そして、漢字そのものの意味
    という3つの要素があります。

しかし学校や一般的な漢字学習では
この「漢字の意味」をしっかり意識した指導がされないことがほとんどです。

【当て字だらけのテスト、見覚えありませんか?】

「うちの子、漢字テストは点が取れるのに、文章の中では全然正しく使えていない…」

そんな保護者の声をよく耳にします。

例えば、テストの答案に書かれた当て字の数々――
これは、漢字の形や読み方だけに頼って覚えている証拠です。
つまり、“意味”が頭に入っていない状態なんですね。

【意味から考える漢字学習で、語彙力を根っこから育てる】

さくら塾では、
市販の漢字ドリルではカバーしきれない、
「意味」から捉える漢字学習を大切にしています。

そのために、オリジナルの漢字プリントを使用し、
単なる「書ける・読める」だけでなく、
「なぜこの漢字が使われるのか?」をしっかり考えながら取り組んでもらいます。

【語彙力は積み上げ式 ー 早いうちからのアプローチが鍵です】

語彙力とは、
単に「知っている言葉の数」ではなく、
「意味を理解し、使いこなせる言葉の力」のこと。

その土台となる漢字の学びを、
表面的な暗記ではなく意味から考える習慣に変えることで、
将来にわたって役立つ本物の語彙力が育ちます。


「ただ覚える」から「考えて身につける」へ。
それが、さくら塾の語彙指導です。

算数の文章問題が解けない理由

 計算はできるけど、文章問題が苦手という話はよく聞きます。ここでは,なぜ文章問題が解けないかの理由を説明していきます。以下の4問の問題をお子様に解いてもらってから動画を見てください。4年生であれば解ける問題です。

① A君の持っているカードの枚数は、B君の持っているカードの枚数の3倍です。B君の持っているカードの枚数が12枚だとすると、A君の持っているカードの枚数は何枚になりますか。

② A君の持っているカードの枚数は、B君の持っているカードの枚数の3倍より5枚多い。B君の持っているカードの枚数が12枚だとすると、A君の持っているカードの枚数は何枚になりますか。

③ A君の持っているエンピツの本数は、B君の持っているエンピツの本数より5本多い。A君の持っているエンピツの本数が8本だとすると、B君は何本持っていますか。

④ A君の持っている本の冊数は、B君の持っている本の4倍より3冊多い。A君の持っている本が31冊だとすると、B君の持っている本は何冊になりますか。

問題を解いたら,以下のリンクから動画を見てください。
算数の文章問題が解けない理由